痛いところがあると自然にそこに手がいきますよね⁉️ ”手当て”という言葉はそこからきています。
内臓や運動器に異常があると、体表部に凝りや痛みが現れます。そのような場所に鍼やお灸をすると凝りや痛みが治まりますし、内臓の異常も落ち着きます。こういう事が、長い間の臨床経験から、どこの病気にはどの部分に痛みが出る、ということが大体わかってきたのです。
また、それらの痛みがいくつかの線状になっていることもわかりました。このラインを経絡(けいらく)というようになり、この経絡上で特に鍼やお灸の効果の高いところをツボというようになったそうです。中には経絡上にないツボもありますが・・・。
すなわちツボとは、疾病の際のなんらかの反応点であり、そこから疾病を読みとれるので診断点でもあり、治療効果も得られるので治療点でもあるということです。
ちなみに俗にいう”ツボ”は、正式には”経穴(けいけつ)”といいます。
さて、そのツボ(経穴)を選ぶことを読んで字の如く、選穴(せんけつ)といいます。鍼灸療法ではこの作業が一番の決め手となります。
選穴の仕方も、現代医学的な考え方と東洋医学的な考え方があります。